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関西を拠点に働く通訳の通訳以外の営みを多く含んだ日々雑感。自分の記録のための日記です。






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「英語のまま理解し考えるとは」
「50からの英語・洋書!!リウマチばあちゃんと英語」のブログで
上のタイトルで記事が出ていました。

http://hiros-grandma.at.webry.info/200610/article_1.html

通訳、特に同時通訳をしていると、
「一体どんなふうにやってるの?」と聞かれます。

同時をやっているときには、英語で聞いた内容が、
言葉として、ではなく、「イメージ」や「コンセプト」として入ってきて、
それを日本語で説明するという感じです。
(感じとしては、話者になりきって、日本語で話す、に近い。
イタコの口寄せ、と表現する人もいます。)

これは、先の記事で、リウマチばあちゃんさんが、
「英語で読んでる瞬間は、日本語は浮かばない。
でも、後で読んだことを考えたり、思い出したりするときは
日本語。」とおっしゃってたのと、遠くない感覚だと思います。

今朝、ふとしたときに、以前夫が言っていたことが頭をよぎりました。
聞いたときは英語だったのですが、思い出したときには、
声のトーンまでついた日本語でした。彼が言った英語のその「内容=コンセンプト」が
私の中に沈殿しており、記憶として呼び起こすときには、英語だと面倒くさいので
無意識に日本語でやっていたようです。

「英語で理解する」というのは、英語の言葉が、「理解」を通じて
イメージやコンセプトに変換され、「日本語」という別の言葉に変換されずに、
そのまま頭に入っている、ということなのではないかと思います。

"That apple was big and red."

と聞いたときに、「リンゴ」「大きい」「赤い」という言葉でなく、
「大きくて、赤かったリンゴのイメージ」が一つまとまって頭に入ってくる、ということです。

一方、英語で思考し、話す場合。
日本語ネイティブの場合、英語で深く思考したり、考えをまとめるのは
かなり負荷がかかると感じます。

これは、聞いたり、読んだりして理解できる"passive words"より、
自分が使いこなせる"active words"の数が圧倒的に少ないからだと思います。
母語では、この差がかなり小さいのではないでしょうか。

通訳をする際は、この「コンセプトをまとめる」という複雑な作業を、
話者がやってくれるので、提示された、まとまったコンセプトを英語で
出せばよいので、意外と楽なのです。

おそらく、通常の会話でも、前に一度英語で話した内容は
ラクに話せるのではないでしょうか。これは、「英語で考えをまとめる」という
負荷のかかる部分がもう済んでいるからだと思います。

通訳でも、複雑な内容を英語で思考しながら語ると、
通訳しているときに比べて、話すスピードが随分落ちたりします。

母語に比べ、英語という十分には身体化されていない道具、
しかも、母語に比べて数が少ない道具を使って、考えを
まとめているのですから、当然と言えば、当然です。

そして、通訳が英語の運用能力を高めるために意識してするのが、
先ほどの"active words"を徹底的に増やす、ということです。

専門性の高い会議に行くときには、単語のリストを作って、それを
頭と耳に叩き込み、舌にも染み込ませる、という準備をします。
会議が終われば、またその単語は、"passive words"に戻ってしまうのですが。。。。

英語で話してみれば、何が言えて、何が言えないのかが分かります。
言えない内容は、もちろん、文法理解もあるのかもしれませんが、
英語の"active words"を持っていない、ということもあるかもしれません。

面白いテーマだったので、徒然に思ったことを記してみました。
あまりまとまっていませんが、長文を読んでくださった方、ありがとうございました。

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この記事に対するコメント
トレーニング法
英語を和訳しないで自然にイメージできるようにするためには、いろんなトレーニングが必要ですよね。

私は、もっぱらpicture dictionary を使っていて、推奨しています。
また、毎日和訳する暇もないほどの、大量の英語に触れていれば、英語を英語で感じ取らざるを得ないかとも思い、ペンパルと毎日メール交換をしていました。

 みなさんは、どんな工夫をされてるのでしょう?


にしても、通訳のお仕事とは大変なものですね。
自分の得意な業種であればいいでしょうが、専門用語まで覚えないといけないわけでしょ。。。。
 でも、いい勉強になりそうですね♪

その努力にぽち♪
【2006/10/02 22:32】 URL | Jerry #qbIq4rIg[ 編集]

それ気になっていたんです。
うちの夫もpicture dictionaryをもっと日本でも使ったらいいのに、と薦めていて、私は一つデザインが気にるのがあって、欲しいなーと思っていたのです。

The Oxford Picture Dictionary -Monolingualというやつで、黒い表紙のなんですが、なんかすごく表紙の雰囲気が好きなんですよ。。やっぱりいいですか。買おうかなぁ。。

それと、ポチありがとうございます。
そうなんです。通訳を雇う方は高い!と思われるのですが、家で準備する時間を考えると、そうでもなかったりするんです。

「お金も貰えて、いろんなことが学べてラッキー」
と調子がいいときは思い、

「もう無理。。なんでこんな仕事請けちゃったのかしら。。」
と調子が悪いときは思います。(笑)
【2006/10/03 09:37】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]

active words
私の場合、このactive wordsが非常に少ない、ここが問題なのですね。
読んで分かる、と話せる、この差を縮めたいと思っているのですが、なかなか簡単にはいきません。(涙)

読書の時間を減らしてactive skillを高める努力をすればよいのですが、bookwormにとって読書時間を減らすことは何より辛い・・・(苦笑)



【2006/10/03 12:37】 URL | リウマチばあちゃん #-[ 編集]

active words
おおおっ!ご主人もそう言われていたんですか。
それは、誰かにオススメするにも心強いです♪

私もThe Oxford Picture Dictionary を使っていて、おすすめしています。
イラストも子供っぽくなく、見てるだけでも結構いいものです!

 これを見るたびに、普段ニュースや本には出てこないけど生活の中にある単語って結構あるもんだなぁと感心します。

 日本語でも思い付かない言葉ってありますよね。
例えば、料理の時に使う、「味噌を溶かすやつ。」あの、お玉のでっかいカゴみたいなやつ。あれの名前って何だっけ?みたいな。

 普段から使ってるけど、名前をはっきり覚えていないものもあったり、そうなると、学習中の英語にはそういう身近だけど埋もれている単語って結構あるんだと実感しますね。

 ぜひ、1冊どうぞ♪
って、あたしゃどこの営業でしょうか?(笑)
【2006/10/03 17:06】 URL | jerry #qbIq4rIg[ 編集]

jerryさん
そうですかー。じゃ、やっぱり買うことにします。
ホント、絵がきれいなので、見るのも楽しいだろうな、って思っていたのです。

そして、そうなんです、生活の中の言葉って、意外と盲点ですよね。。

私も夫と住むようになり、いろんな変な言葉を覚えました。。

めやに、ってsleepって口語で言うって知ってました?

足の親指の爪の間にゴミが溜まるでしょ、あれにも名前があるんですよ。何と思います?

オーストラリアだけかもしれませんが、
toe jam って言うんですよ!

jamって。。。

「汚い話ばっかりしてる夫婦やな。」と思われそうで、コワイですが。。

こんな単語、一生夫以外とは使うことは無さそうなんですけどね。(笑)

いつもポチありがとうございます。
【2006/10/03 17:57】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]

みんなそうです!
リウマチばあちゃんさん、こんにちは!
active words, 増やすのって、結構労力かかりますよね。

でも、passive wordsが多いと、一つ一つの言葉の本当の雰囲気がよく脳に染み込んでいるから、それは有利だと思います。

個人的には、本の虫ってなろうと思ってなれるわけじゃなく、素敵なことだから、好きなだけ読書されるのがいいと思ったりします。

ギャツビー、あと一息です。仕事の読み物に邪魔されていますが、すごく語り手とギャツビーに感情移入してきました!
【2006/10/03 18:03】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]


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