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関西を拠点に働く通訳の通訳以外の営みを多く含んだ日々雑感。自分の記録のための日記です。






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"When We Were Orphans"を読みます。
またまたカズオ・イシグロです。

When We Were Orphans When We Were Orphans
Kazuo Ishiguro (2005/03/03)
Faber and Faber

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洋書の品揃えがいい本屋さんは、私の通常の行動範囲では、
少し行きにくい所にあるので、時間があるときに行って、
読みたい本を買い溜めして、その中から、次の本を選んでいます。

カズオ・イシグロの本はこれ以外の未読のものも、殆ど全部
買いおきしていますが、以前Mojoさんが読んだ、とおっしゃっていたので、
これにしてみようかな、と読み始めました。

幼少の頃に上海で両親が失踪してしまった英国人の探偵
Christopher Banksが主人公です。

他のカズオ・イシグロの作品と同じように、
回想の形式を取って語られていますが、どうもこの主人公、
自分が思う(主張する)、自分という人間の人物像と、
回想の中で出てくる周りの人間の彼に対する人物評が一致しません。

なんとなく、何か、自分を丸ごと受け止め切れない不安定さを
感じさせる人物です。彼が語る言葉をそのまま鵜呑みに出来ない、
言葉の表層の裏に、複雑なコンプレックスや焦燥を感じさせる
語り口なのです。

The Remains of the Dayの主人公、Stevensも、そういったところが
少しありました。自分の心のうちの哀しさや失望、迷いというものを
プロ意識で封じ込め、直接的に表現しない語りをする人でした。
彼の場合は、執事という職業に忠実で、一流の執事になりたい野心と
情熱のあまり、という理由がありましたが、今回は、一体、
どのような理由でこんなトーンの話し方なのか、今のところ
謎です。

まだ最初の一章しか読んでいませんが、これまで読んだ
The Remains of the Day やNever Let Me Goに比べて、多少
英語の単語が難しい印象です。集中して読んで楽しみたいです。

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この記事に対するコメント
私もこの本買いました
昨日、amazonから本をまとめ買いしたのですが、この本もその中に入っています。
すっかり、Ishiguroが気に入ってこの本も読みたいと思いました。
まだ全然中を見ていないのですが、難しそう?
むむっ、YJさんが難しいというのなら、私にはかなり厳しいかも・・・
【2007/02/09 23:59】 URL | リウマチばあちゃん #aeh.Xfw2[ 編集]


ご紹介に預かり恐縮ですf(^_^;

YJさんのように素晴らしい感想を述べることができないのですが...。

改めて読んでみると、丁寧な描写が集中している部分もあるにはあるんですけど、後半以降はそうでもなかったです。
表現自体の難しさと言うよりも、行間といいますか、書かれていない部分を読み取っていく難しさがあるのかもしれません。
文体の美しさはやはり、"Remains of the Day" と共通しているのですが、趣が異なるように感じます。違った意味で、サッと読める...いや、サッと読まざるを得ない作品だと思います。
【2007/02/10 13:52】 URL | Mojo #-[ 編集]

リウマチばあちゃんさん
イシグロさん、いいですよねぇ~。私も同じくファンになってしまいました。

今、3章目まで読み進みました。1章目は、なぜか、私が知らない形容詞や副詞が集中していたようです。ただ、これまでのところ、挿入句がすごーーーく多い文体なので、時々、「えーっと、ここから、挿入句だから、この動詞はその前の・・、あ、これに繋がるのか。」などと、確認しながら読んでいます。
私、挿入句って通訳のときも苦手なのです。。

1章目の最後くらいだったかな、ぐぐっと惹きつけられて、そこから、インテリア雑誌に目移りすることなく、楽しんで読んでます♪
【2007/02/11 10:45】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]

Mojoさん
こんにちは!

1章は、イギリスの上流社会の機能の仕方などがよく分からないので、そういうのを感じ取るので、精一杯で、行間まで読めてなかった気がします(笑)

そして、私も、今回は、少し趣が異なる印象です。
The Remains of the DayもNever Let Me Go も、語り手である主人公がある種諦念というか、諦観した静けさが口調にあったのですが、今回は、なんと言うか、不安定さを感じます。。未熟さというか。。きっとこれから、よく分かってくるのでしょうね。楽しみです。
【2007/02/11 10:54】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]


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