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関西を拠点に働く通訳の通訳以外の営みを多く含んだ日々雑感。自分の記録のための日記です。






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リレー通訳
いよいよ師走に入りましたね。
私は、昨日で年内の大きい仕事は
終わり、ほっとしています。
今月入っている仕事は、全て馴染みのお仕事なので、
精神的に解放された気分です。

今回の会議は、複数言語の通訳がリレー通訳という形式で
通訳をするものでした。

国際会議ではほとんどこの形式なのですが、
私はそんなの年に1-2回しかありませんので、
慣れなくて結構苦労しました。

今回は、中国語、韓国語、英語の通訳が来ていました。
使用言語は日本語を入れて4つ。

会議場には、通訳ブースが3つ並び、それぞれの
言語のチームが分かれて入ります。

発言が日本語の場合、一斉に、

日本語→中国語
日本語→韓国語
日本語→英語

と訳しますが、例えば、発言が中国語の場合、

中国語→日本語

この同時通訳の日本語を聞いて、

日本語→韓国語
日本語→英語

に訳すわけです。

これは、何を意味するか、というと、
外国語から日本語に訳す場合、自分の日本語訳が
まずければ、他の言語の通訳に非常に迷惑がかかる、
ということなのです。

もちろん、聴衆の方に聞いて頂くのもプレッシャーですが、
同業者に迷惑をかけるかもしれない、というプレッシャーは
また独特のものです。

英語通訳として、一番気を使うのが、「カタカナ語」です。
これ、他言語の通訳さんには、とても嫌がられるのです。

ビジネスがテーマの会議だと、カタカナ語無しには
話が出来ない、というほど、日本語が英語で溢れており、
カタカナ語に訳出しなれている私たちにとっては、
リレー通訳はかなりの試練です。

「今期のマーケティングプランとしては、まず、プッシュ戦略
からプル戦略へということで、人員のトレーニングを予定中。
SWOT(スウォット)分析をして、コアコンピテンシーを
レバレッジしつつ、また、リスクヘッジ出来るプランを作ります。」

まぁ、ちょっと無理やりな例文ですが、これくらいの
カタカナ語は、外資系の企業でまかり通っているのです。
良いとは思いませんが、英語通訳はこれで少しラクをしている
ところがあります。

韓国語も、割と外来語を取り入れますが、中国語は、
かなり自国語で相当する言葉を作るらしく、カタカナ語連発の
このような発言を英日通訳がすると、大変なのです。

今回は、メンター制度、というのが困りました。
これは、mentoring ということで、無理やり訳すと、
師弟制度とか、教育係制度とか、そんな風になるのですが、
mentorって、師匠、恩師、アドバイザー、先輩、指導係、相談役、
その辺のコンセプトを全部ひっくるめたような意味合いなので、
一言で日本語にならず、苦し紛れに、最近ビジネスでは、
「メンター」と定着してきつつあるのです。

でも、確かに字面で見ると、
「メンターって何?センターの親戚?」みたいな
感じですよね。。

会議が始まる前に、中国語の通訳の方に、

「メンター制度、というカタカナが入りますが、
大丈夫でしょうか。」

と聞いたところ、案の定、

「何のことですか?」ということで、

結局、「メンター制度、いわゆる教育係制度」という
妥協案で落ち着きました。

リレー通訳、なかなか大変でした。

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