FC2ブログ
関西を拠点に働く通訳の通訳以外の営みを多く含んだ日々雑感。自分の記録のための日記です。






プロフィール

YJ

Author:YJ
大阪在住の日英会議通訳。
日々雑感を綴ってます。



オンライン英会話

英会話の講師をお探しですか?      NOVAの先生の登録も歓迎中。     こちらのリンクをクリック!↓

   http://www.yasashiieigo.com



カテゴリー



過去ログ



最近の記事



応援クリック♪



最近のコメント



最近のトラックバック



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



リンク



全ての記事を表示する

全ての記事を表示する



"Predator"読み終わりました。
この前に読んでいたエッセイは、次にどうなるか、
ハラハラドキドキ、という類の本ではなかったので、
なかなか進まなかったのですが、今回のこの
"Pradator"は次が知りたくて読むうちに
案外早く読み終わってしまいました。

Predator Predator
Patricia Daniels Cornwell (2006/09/26)
Berkley Pub Group (Mm)

この商品の詳細を見る


シリーズものの本というのは、その登場人物に自分なりの
思い入れや、イメージがあるので、割と本の最初からグッと
入り込んで読みやすいです。

そして、その登場人物の性格を知ってるだけに、今まで
知っていても、今ひとつ雰囲気がはっきりしなかった
言葉などが、とてもビビッドに伝わってきて、勉強にも
なります。

今回、fluster (慌てふためく)や、fidgety(そわそわした)
といった動詞や形容詞を、登場人物のマリノが体現してくれる
ことで、言葉の感じがよく掴めました。

単語帳のような、無機質な言葉の並びの中で覚えるより、
やはり、ストーリーの中で出会うほうが言葉の手触りを
しっかり感じることが出来ます。

海外経験の短い人間には、やはり洋書を読むって、随分役に立つと
改めて思いました。

さて、このパトリシア・コーンウェル女史、実際に、検死局で
お仕事をされていたとあって、その辺りの描写はお手の物です。
事件現場や被害者の写真を見て、スカーペッタの鋭い観察眼から
繰り出される医学的見地に基づいた分析は、なるほど~、と
唸ってしまいます。

今回は、このシリーズの中で、初めて、殆ど医学的な用語に
関して、辞書を引かずに読むことが出来、自分も少しは前進していると
感じることが出来ました。

やはり、ラテン語由来の語幹の意味などを、覚えておくのが
とても役に立ちます。

derm-/derma- というと皮膚関係の言葉だと分かります。
皮膚科医は dermatologist だし、
皮膚炎は dermatitis
dermis というと、真皮です。

epidermis という単語が出てきたら、
epi は上の、という意味なので、
あ、真皮の上のほうのことだ、と想像はつくわけです。
医療用語では「表皮」です。 

carotenemia という単語が出てきました。
その前にストーリーでニンジンが出てきていたので、

carrot + emia (血液を意味する接尾語)で、
ニンジン血症?と思ったら、カロチン血症でした。
でも、当たらずも遠からずですよね。
カロチン、ってニンジンに多く含まれていますもの。

ちなみに、「ニンジンを食べ過ぎたら、肌が黄色くなる」
って聞いたことありませんか?私はあったんですが、
どうも、それは、カロチン血症の症状のようです。

ともかく、このシリーズ、人間関係もよく描かれていて面白いです。
英語も、医学用語を除けば、かなり読みやすいです。医学用語
がたくさん出てくる章は全体の3分の1くらいですので、
それほど負担にはならないと思います。

今回は、舞台がフロリダと、マサチューセッツで、
場面が変わるごとに、暖かいフロリダの気候と、
雪の積もる寒いマサチューセッツの様子が
見事に描き分けられているところも良かったです。

もし、お読みになるのでしたら、取り合えず、シリーズ一冊目の
"Postmortem"から入られるのをお奨めします。


Postmortem Postmortem
Patricia Daniels Cornwell (2003/12)
Pocket Books (Mm)

この商品の詳細を見る


応援クリック頂ければうれしいです。

にほんブログ村 英語ブログへ
スポンサーサイト




[PR] 台湾の中国語通訳なら


この記事に対するコメント
ミカン食べ過ぎて・・
私は人参を食べ過ぎて黄色くなった事はありませんが、ミカンを食べ過ぎて黄色くなった事はあります(笑)
パトリシア・コーンウェルは最初の2冊位を日本語で読みました。かなり昔の事なのでストーリーは忘れてしまいました。確かタイトルが「検死官」この本も面白そうですね。そのうち読んでみたいです。
【2006/11/23 23:25】 URL | リウマチばあちゃん #-[ 編集]

リウマチばあちゃんさん
あ、そうですね、みかんも聞きますね。orangemiaってとこでしょうか(笑)

コーンウェル、割と面白いですよ。
お勧めです。

私は、書店で、カズオ・イシグロの本を見て、
「あ、そういえば、リウマチばあちゃんさん、日の名残を読んでおられたな」と思い、平積みされてた、彼の"Never Let Me Go"を買いました。今読んでいます♪
【2006/11/24 05:34】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]


ただいま、ブローフライを読み中です。
「え~~~~!!」というような内容でびっくりしています。先日こちらのコメントに書いた、「あるショックな出来事」が、そういうことだったのか!!と分かりましたよ~~。なんかうれしい。
マリーノ警部のこととか。。いや、驚きです。こんなところで、キャラクターがつながっていたとは!
シリーズの初めから読むのは、本当お勧めですね。キャラクターのことが分かりやすくなります。
はやくプレデターにたどり着きたいです。
【2006/11/24 06:51】 URL | ララ #-[ 編集]

ララさん」
ふむふむ、アノことですねv-219
私は、その「ショックな出来事」の本を読んでいないのだと思います。彼がどんな人なのかあまり知らずに、その展開となりました。
スカーペッタと出会うところの本を読みたいのですが、それはどの本だったか覚えておられますか?
【2006/11/24 21:07】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]


どの本だったかはぜんぜん覚えてないんです。ごめんなさい。でも、全巻読むのお勧めです。
【2006/11/25 02:22】 URL | ララ #-[ 編集]


おはようございます。
私は、やっと洋書を最後まで読みきるコツらしきものをつかめた段階ですが、YJさんの時折お書きになっている、洋書の読み進め方を参考にさせていただいて、来年初めごろこのPostmortemを読んでみたいと思います。
あまり欲張りな計画は立てない方がいいようですので。
ラテン語の説明がすごくわかりやすいですね。
【2006/11/25 08:44】 URL | Fumika #-[ 編集]

ララさん
了解です。私も、全体としては、何が起こったか覚えていても、どの巻で?というと、思い出せないですねv-411
【2006/11/25 10:09】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]

Fumikaさん
いつも寄ってくださって有難うございます。

確か、アマゾンで最初の数ページ無料で読めたと思いますので、一度読んでみられて、好みに合うかどうか確認してみてくださいね。好みの分かれるタイプのようです、アマゾンの書評を見てると。買ったはいいけど、あまり好きじゃない、ということだと、申し訳ないのですし♪
【2006/11/25 10:12】 URL | YJ #/XhSoEu2[ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://englishmaster.blog51.fc2.com/tb.php/152-518219d7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)